相手の価値観を理解する

 

「日常生活で大切にしていることはありますか」先日、取材時にご質問を頂きました。何気なく思っていることを振り返る良い機会になりました。

 

私の場合は「対等性をもって、自分と異なる価値観を理解すること」です。これは、人と話す時に、常に心がけていることの1つです。

 

性別や年齢、国籍に問わず、相手を理解することは重要です。全てのひとは、自分と異なる視点を持っていると考えています。生れた場所も、育った環境も異なれば、モノの見え方も違うのは自然なことだと捉えています。

 

例えば、大きく自分の考え方と違ったものの見方をする方がいたとします。会話の中で、その方の背景を知り、同じ視点でモノを見ていきます。そうすることで「だから、こうした見方が出来るのか」と理解ができ、コミニユケーションが取りやすくなります。

 

これは、小学生であっても同じです。男性も女性も、三歳・五歳・七歳の時に「七五三の」を行います。人生の通過儀礼です。七歳を迎えることは、人として人格を持ちます。

 

そうしたことから、年齢が離れていても、人として尊重し話を聞きたいので、相手に合わせて自分の時間を戻し、モノを見るように心がけています。

 

相手の大切にしているもの、価値観を理解できると、「何をしてほしいのか、何を望んでいるのか」が明確になりコミニュケーションが取りやすくなります。

お椀「ごちそうさま」を伝える食事作法

 

今日は、お椀を扱う時の所作について紹介します。食事作法は緊張しますか?どなたでも「初めて」から始まります。

 

もし知らないことがあれば、そこから学べばいい。知っていることがあれば、お互いに伝え合うことで「心地よい」時間が流れますよね。食事は作法よりも「食事の時間を楽しむ」ことが大切です。

 

日本料理の基本の流れを紹介します。

①前菜→②吸い物→③御造り→④煮物→⑤焼き物→⑥食事(ごはん・汁もの・香のもの)*コースにより⑥食事の後にデザートがあります。

 

②の吸い物は、つくる側にとって、最も自信をもって出す料理です。この吸い物1つでお店の「味」、「格」が出るとも言われています。板前さんが力を注いでいる一品です。

 

吸い物は、お盆の真ん中に出されます。そこでお椀のふたを取り、食事を頂いたあとには、お椀のふたを元に戻します。

 

「いただきました」「ごちそうさまでした」の作法として、吸い物のお椀を、中央から少し左に寄せます。(写真参考)こうすることで、食事を運んでくださる係りの方が作法を読み取り、お椀を下げて、次の料理が出される流れになります。

 

スタッフの方々は、常にお客様の食事の状況(進み具合)を把握し、料理を出しているので、作法を心得て接客を担当しています。

 

もし、会食時に料理によって「食べ方がわからない」ことがありましたら、スタッフの方に気軽にお聞き下さい。料理の説明と一緒に丁寧に教えてくれますよ。ですので、作法に緊張せず、食事の時間を楽しまれて下さいね。

梅雨時期のカラダをととのえる日本の発酵食「あまざけ」

 

 

 

今日のテーマは、梅雨時期のカラダをととのえる「あまざけ」です。

 

梅雨の時期はカラダや気分が落ち込みがちになるので、毎年この時期から、甘酒で胃腸を温めるようにしています。甘酒は、寒い時期にいただくイメージがありますよね。甘酒は通年あるので、常備食におすすめです。

 

私は地元産の「わしだのあま酒」を食べて体調管理をしています。鶴岡に帰郷して 甘酒愛食歴12年です。普段は、ホットドリンクにしていただいています。

 

梅雨時期の頭痛、胃腸の冷え、生理痛、これからの夏バテ防止におすすめですよ。

 

今日も心地よい時間をお過ごしください。